日本プロポリス協議会ではプロポリスを次のように定義しています。
「プロポリスとは、ミツバチが樹木の特定部位、主として新芽や蕾および樹皮から採集したガム質、樹液、植物色素系の物質および香油などの集合体に、ミツバチ自身の分泌物、蜂ろうなどを混合してつくられた暗緑色や褐色から暗褐色を呈した粘着性のある樹脂状の固形天然物である」従って、プロポリスは、植物由来の複合物であるため地域ごとに起源植物が異なることから、その産地によってプロポリスの成分内容の比率が異なっていることが指摘されています
。
さらに、含有成分に関しても報告例だけで300種類以上あるといわれています。
また、プロポリスの作用に関しては機能性食品素材便覧によると、プロポリスは「薬として用いられた歴史は古く紀元前350年にさかのぼる。
ギリシャ人は膿瘍に、アッシリア人は傷や腫瘍の治癒にプロポリスを用いていた。
現在でも外用では、消毒や抗菌をおもな目的に、経口では、結核などの各種感染症、十二指腸潰瘍などの消化器疾患に対して用いられ、免疫賦活作用も期待されている。
しかし、外用以外の効果については科学的実証が十分ではない」と記載されています。
|