30〜40代の男性の4人に1人は「生活習慣が健康的でない」と自覚していることが、NTTデータシステム科学研究所(東京)が行った意識調査で明らかになった。
一方で、「運動や食生活を改善したい」と考えている割合が30代、40代とも過半数を占め、生活習慣の大切さを分かっていながらも、なかなか実行できない実態が浮き彫りになった。
調査は健康診断や保健指導の課題を探るのが狙い。今年3月に首都圏在住の30〜69歳の男女約5000人を対象に、インターネットを使って行われた。
その結果、「自分の生活習慣が健康的だ」と思っている人は全体の40.1%で、反対に「不健康」と自覚している人は18.4%にのぼった。男女とも、若い世代ほど生活習慣が乱れて不健康な生活を送っている割合が高くなる傾向を示し、とりわけ男性では、40代で26.8%、30代で27.6%に達した。
読売新聞 2006年11月28日
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