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[2006.11.17]

50代男性の4割以上がメタボ自覚


中年の肥満意識高まる
50代男性の4割以上がメタボ自覚

 自分が肥満だと感じている成人は4割以上で、40代では6割近くと最も高いことが、内閣府が先月までにまとめた「体力・スポーツに関する世論調査」でわかった。調査は全国の成人男女3,000人を対象に、個別面接により実施したもの。有効回収数は1,848人(61.6%)。
 現在の健康状態は、「健康である」との回答が85.5%。一方、普段肥満を感じるか聞いたところ、「感じる」と回答した人の割合は43.4%、「感じない」は55.6%となった。「感じる」と答えた人を年代別に見ると、40代が57.0%と最も多く、次いで30代(46.7%)、50代(45.9%)、20代(43.4%)と続いており、肥満意識のピークは40代であることが明らかになった。

 また、大豆たん白健康情報センターが、先月行った調査でも、50代男性の4割以上が「自分はメタボリックシンドローム」と回答している。この調査は「大豆たん白と健康」をテーマに、全国の20代から60代の男女2,000人を対象に、インターネットで行ったもの。
 正確なメタボリックシンドロームの該当条件を提示した上で「自分は当てはまると思うか」との問いに、全体の21%が「当てはまる」と回答、50代男性は2倍の42%が「当てはまる」と回答している。
 「メタボリックシンドロームの改善に効果があると思われる栄養素・食材は」との問いに対しては、全体の68%が緑黄色野菜とし、次いで海藻類が66.1%、大豆・大豆食品60.4%となり、栄養補助食品は5.7%で9番目に挙がっている。

健康産業新聞 2006年11月15日

 
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