去る10月28、29日に開催された「第9回
日本補完代替医療学会学術集会」にて、大阪大学における担子菌培養抽出物AHCCの臨床試験に関する報告がありました。
大阪大学大学院医学系研究科生体機能補完医学講座で行われた報告として、「担子菌培養抽出物AHCCによるがん化学療法の有害事象軽減に関する第T/U相臨床試験」と題した発表があり、化学療法中のがん患者に対するAHCC投与により、副作用軽減効果やQOL改善効果が期待できることがわかりました。
研究では、抗がん剤投与が予定されているがん患者にAHCCを投与し、血液検査や疲労時のバイオマーカーの量を測定したところ、副作用の軽減やQOLの改善が認められたとの事です。
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